2007年 01月 20日
Norma-Edita Gruberova・エディータ グルベローバ さん
あなたは一体何者ですか?
ひつじでもわかる
グルベローヴァさんてどんな人?
エディタ・グルベローヴァ・Edita Gruberova
1946年12月23日、スロヴァキアのブラティスラヴァに生まれる。
同地の音楽院で学んだ後、プラハ、ウィーンで声楽を学び、わずか22歳でブラティスラヴァの歌劇場でデビュー、1970年にはウィーン国立歌劇場と契約、73年にはザルツブルク音楽祭に出演する。
圧倒的な美声と驚異的な技巧を兼備したコロラトゥーラソプラノ。現在なんと!60歳にして現役オペラ歌手。
2年前、「アイン、ツバイ、ドライ・・・」しか言えない、ミュンヘンにきたばっかりの私を取り残して、長期出張に行ってしまったおひつじさん。毎日、毎日、泣いていました。
でも!何を思ったか、ふらりとオペラ座へ出かけて、チケットの余っている人からチケットを譲りうけてオペラを見ました。それが!グルベローバさん主役の「ランメルモールのルチア」だったんです。それはもう・・・鳥肌ですよ。フルートとのデュオアリアなのですが、あまりにもの美しさに涙したのを覚えてします。(泣くところじゃないですきっと・・・)
Samstag,13.Januar 2007_
Leitung Stefan Anton Reck
"NORMA"
Vincenzo bellini
Norma:Edita gruberova
adalgisa:carmen oprisanu
polione:zoran todorovich
bayrisches staatsorchester
chor der bayerischen sttatsoper
彼女で驚くのは、そう。まず年齢。60歳になってもまだまだオペラの舞台にたつ意力。そして、今もなお、完璧なコロラトゥーラ。そんな彼女が満を持して、のぞんだ「NORMA」
このオペラはあのマリアカッラスの当たり役として有名です。この難役を彼女がどう演じるのかワクワクしました。だって、2ヶ月前の朝、ならんでようやく手にする事ができたチケットなんですモンっ。
これ、「Cimbasso」というPosaune(トロンボーン)らしいです。おひつじさんが、反応をしめしました(笑)イタリアのオペラではチューバの変わりにこのへんてこりんなトロンボーンを使うらしいです。
いっぽうグルベローヴァさん。
高音コロラトゥーラソプラノがはたしてこの超有名アリアをどう表現するのかと思ったのですが、さすがはベテラン。しっかりと気持ちがこもったアリアでした。そして、Adalgisa役のその名もCarmenさん。彼女も素晴らしくよかったです。グルベローヴァさんとカルメンさんとのデュオは完璧でした。
by mesuyagi | 2007-01-20 18:40 | Oper&Ballett・オペラ&バレエ